使い終わった物を、いったん置いたままになる場所がある。
片付けるつもりで置いたはずなのに、そのまま次の動きに移ってしまう。
その空間が散らかっているとは限らない。
むしろ、何も置いていない平らな場所ほど、手に持っていた物を置きやすく、仮置きが生まれやすいこともある。
動線の途中にある空間も、仮置きが発生しやすい。
移動の合間に手を離しやすく、戻るきっかけが作りにくい。
一時的なつもりでも、次の用事が重なると、そのまま残りやすくなる。
行き先が決まっていない物が多い場合も、仮置きは増えやすい。
どこに戻すかを考える前に、近くの場所に置かれる。
同じ条件が続くと、仮置きが重なっていく。
また、片付けの動作が一続きになりにくい空間もある。
戻す場所までの距離があったり、途中に別の動きが挟まったりする。
その間に、仮置きが定着しやすくなる。
仮置きが発生しやすい空間は、片付けの意識だけで決まるものではない。
動きや流れの中で、自然にそうなっている場合も多い。
