便利そうだと思って買ったのに、気づくと使わなくなっている物がある。
使い方が難しいわけでもなく、性能に不満があるわけでもない。それでも、自然と手に取らなくなる。
便利な物ほど、使う前にやることが少し増える場合がある。準備が必要だったり、使い終わったあとに片付けを考えたりする。その一手間が気になると、使うタイミングを逃しやすい。
しまう場所との相性も関係してくる。使う場面は想像できていても、置いてある場所が少し遠かったり、取りに行く気にならなかったりする。それだけで、使わない選択が続くことがある。
便利さを実感できる場面が限られている物もある。特定のときには役に立つけれど、毎日の中ではそこまで出番がない。そうなると、慣れたやり方に戻りやすい。
便利な物が使われなくなるのは、その物が悪いと決めつけるほどの話でもなさそうだ。今の暮らしの中では、使う理由が見つかりにくいだけ、ということも多い。
