何かを始めたはずなのに、終わった感じがしない。
途中までは進んでいるのに、区切りがつかないまま残る。
そういう作業が、暮らしの中に増えていくことがある。
手を止めているわけではない。
少しずつ進めてはいるし、放置している感覚でもない。
それでも、完了したという実感だけが残りにくい。
終わりが見えないというより、終わった線が引かれない。
次にやることが自然につながらず、どこか宙に浮いたままになる。
作業そのものより、その余白が長く残る。
最初は一時的なものとして扱われる。
今日はここまで、また後で、という扱いで済まされる。
同じ形が続くと、終わらない感じだけが積み重なっていく。
量が増えたわけではない。
難しくなったわけでもない。
ただ、終点がはっきりしない作業が、いくつか並んでいる状態になる。
一度始めた作業が終わらないまま残っていく。
それ自体に良し悪しがあるわけではない。
そういう並び方になっている、というだけのことも多い。

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